藤沢周平と山本周五郎
著者
書誌事項
藤沢周平と山本周五郎
(知恵の森文庫, [aさ2-13])
光文社, 2012.1
- タイトル別名
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藤沢周平と山本周五郎 : 時代小説大論議
- タイトル読み
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フジサワ シュウヘイ ト ヤマモト シュウゴロウ
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注記
「藤沢周平と山本周五郎-時代小説大論議」(2004年/毎日新聞社刊)を加筆修正して文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
言葉もそこに登場する人間もものすごく強い山本周五郎。それに唯一負けていない時代小説作家が藤沢周平だとする。この二大作家の魅力を追いながら、同時代を生きた司馬遼太郎、池波正太郎、松本清張、吉村昭、隆慶一郎等の時代小説の巨匠たちを徹底解剖する時代小説大論議。また、時代小説のニューウェーブとして巨匠たち亡きあとの注目作家を紹介。
目次
- 序章 時代小説ブームの解読
- 第1章 完結する物語などひっくり返してしまえ
- 第2章 隆慶一郎は司馬遼太郎を見限って登場した
- 第3章 「人々」を描く山本周五郎、「自然」を描く藤沢周平
- 第4章 「時評」というスタイルについて
- 第5章 時代小説の始まり=『大菩薩峠』に漂う妖気
- 第6章 『山の民』は物語的面白さを拒む
- 第7章 国家の吉川英治が、会社の司馬遼太郎になった
- 第8章 ふたたび、山本周五郎と藤沢周平へ
- 終章 時代小説の外へ、日本の外へ
- 付録 時代小説二十五選
「BOOKデータベース」 より