老人性うつ : 気づかれない心の病
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老人性うつ : 気づかれない心の病
(PHP新書, 788)
PHP研究所, 2012.3
- タイトル読み
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ロウジンセイ ウツ : キズカレナイ ココロ ノ ヤマイ
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内容説明・目次
内容説明
日本の高齢者の五%はうつ病と聞いたら、あなたは驚くだろうか?—実際、うつ病と躁うつ病で治療を受ける約一〇〇万人の患者のうち、六十代以上が四割を占める。さらに同じ一〇〇万人もの高齢者が、うつ病なのに見過ごされて放置状態というのだ。本書は「老年精神医学」の専門家が、認知症と誤解されがちな“老人性うつ”の実態から、早期発見と治療までを平易に解説。若い人や中高年には見られない高齢者特有のうつ症状など、「おかしいな?」と周りが感じたら、“ボケ”よりも先に“老人性うつ”を疑うべきだ。
目次
- 序章 こんなに多い高齢者のうつ—放置された心の病
- 第1章 実は生物学的病気—高齢者の体質の変化
- 第2章 高齢者の喪失体験—うつに陥る心理
- 第3章 認知症、せん妄、うつ—誤解されやすい症状
- 第4章 高齢者のうつを治療する—抗うつ薬と認知療法
- 第5章 高齢者のうつ予防—知っておくべき基礎知識
「BOOKデータベース」 より