翔べ麒麟
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翔べ麒麟
(角川文庫, 17266-17267)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.2
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トベ キリン
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注記
文春文庫 (2001年10月刊) の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041000274
内容説明
玄宗側近の楊国忠に賄賂が流れ込む。国難を憂えた朝衡、すなわち阿倍仲麻呂は、密かに楊貴妃暗殺計画を練るが、真備は冊封体制下に入ることと引替に、玄宗から新羅への不干渉と、天皇号承認を引き出す。揺れ動く国情、戦いの予感。一方、冊封使となった朝衡は実に三十七年ぶりに帰国することになり、鑑真の渡海に手を貸すが遭難、唐に舞い戻ると、安禄山が謀反を起こし—。近衛兵となった真幸の運命は?歴史活劇の白眉。1999年読売文学賞受賞作。
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041000281
内容説明
藤原広嗣の庶子、真幸は遣唐大使護衛士として大陸へ渡った。長安には玄宗皇帝の信頼を一身に集める日本人高官、朝衡すなわち阿倍仲麻呂がいた。在位四十年、玄宗は楊貴妃への愛に溺れていた。帝国の財政、司法、警察の絶対権を司る男、楊国忠。兵馬の大権を握り、辺境に陣取る安禄山。二人が衝突すれば、国難は必至。智謀に優れた吉備真備が加わり、各人の思惑が錯綜する中、真幸は思わぬ役割を命ぜられ—。壮大な大河小説。
「BOOKデータベース」 より