近世日本における儒礼受容の研究

書誌事項

近世日本における儒礼受容の研究

田世民著

ぺりかん社, 2012.3

タイトル別名

儒礼受容の研究 : 近世日本における

タイトル読み

キンセイ ニホン ニオケル ジュレイ ジュヨウ ノ ケンキュウ

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注記

博士学位論文「近世日本における儒礼受容の研究--「文公家礼」をめぐる儒家知識人の思想実践を中心に」(京都大学, 2008年)をもとにしたもの

参考文献: p299-312

事項索引: p320-326

人名索引: p327-330

内容説明・目次

内容説明

仏教式喪祭儀礼が制度化されていた近世日本社会の中で、儒礼実践に取り組んだ儒者たちの真摯な姿を、写本など貴重な史料をとおして追求する。

目次

  • 序論 近世日本の儒礼実践—東アジアの視点から
  • 第1章 熊沢蕃山の儒礼葬祭論と『葬祭辨論』
  • 第2章 崎門派の『文公家礼』に関する実践的言説
  • 第3章 浅見絅斎の『文公家礼』実践とその礼俗観
  • 第4章 水戸藩の儒礼実践—『喪祭儀略』を中心に
  • 第5章 懐徳堂における儒教儀礼の受容—中井家の家礼実践を中心に
  • 第6章 懐徳堂の儒礼祭祀と無鬼論
  • 結論 儒礼実践において思想を生きる知識人たちの諸相
  • 補論1 江戸日本における儒礼実践の中の『論語』
  • 補論2 中井竹山・履軒の礼学についての一考察

「BOOKデータベース」 より

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