サミュエル・ベケット! : これからの批評

書誌事項

サミュエル・ベケット! : これからの批評

岡室美奈子, 川島健, 長島確編

水声社, 2012.3

タイトル別名

Samuel Beckett!

サミュエルベケット : これからの批評

タイトル読み

サミュエル・ベケット! : コレカラ ノ ヒヒョウ

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注記

参考文献: p347-363

内容説明・目次

内容説明

ベケットが演劇と文学の地図を塗り替えて半世紀、いまようやく本当のベケット像が明かされる…。新進気鋭の執筆陣が、『ゴドー』、メディア論、イメージ論、演劇論などさまざまなアプローチによって、「不条理劇作家」ではない、新たな作家像に肉薄する試み。

目次

  • 1 「ゴドー」のいま(結びのパラドクス—『ゴドーを待ちながら』における執筆の軌跡をめぐって;歓待の失敗—『ゴドーを待ちながら』と他者の迎え入れ)
  • 2 耳をすます—メディア(ひび割れた声、開かれた瞳—『クラップの最後のテープ』における裂開と合一のイメージ;ロンドンのアイルランド人—ベケット『なつかしの曲』/パンジェ『クランクハンドル』をめぐって;見える身体のゆくえ—『わたしじゃない』における「聴き手」の不在を考える)
  • 3 想像/創造せよ—散文(「死せる想像力よ想像せよ」—球形、アンドロギュヌス的イメージの表象をめぐる考察;「同伴するために」—『伴侶』におけるイメージの創造と境界の感覚)
  • 4 反復のはてに—後期演劇1(起源なき痕跡としての身体—『あしおと』における指標性;終わりなき流離—『なに どこ』における構造の不確定性について)
  • 5 幽霊たち—後期演劇2(演劇の“今(maintenant)”を転倒させること—サミュエル・ベケット『モノローグ一片』における“捉まえる手(la main tenante)”;霊媒ベケット—蓄音機としての『オハイオ即興劇』と『ユリシーズ』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08765534
  • ISBN
    • 9784891768973
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    367p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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