書誌事項

獄中記

大杉榮著 ; 大杉豊解説

土曜社, 2012.4

タイトル別名

Goku chu ki

タイトル読み

ゴクチュウキ

大学図書館所蔵 件 / 6

この図書・雑誌をさがす

注記

大杉栄略年譜: 巻末piv-vi

内容説明・目次

内容説明

1906(明治39)年—、東京外語大を出て8カ月で入獄するや、看守の目をかすめて、エスペラント語にのめりこむ。英・仏・エス語から独・伊・露・西語へ進み、「一犯一語」とうそぶく。生物学と人類学の大体に通じて、一個の大杉社会学を志す。出歯亀君、野口男三郎君ら獄友と交際する好奇心満足主義。牢格子を女郎屋に見立て、看守の袖をひく堺利彦は売文社以前。「おい、秋水!」という大杉に気づかず、歩み去る逆徒・幸徳。21歳の初陣から、大逆事件の26歳まで—、自分の頭の最初からの改造を企てる人間製作の手記。

目次

  • 市ヶ谷の巻(前科割り;僕の前科 ほか)
  • 巣鴨の巻(ちょいと眼鏡の旦那;旧友に会う ほか)
  • 千葉の巻(うんと鰯が食えるぜ;下駄の緒の芯造り ほか)
  • 続獄中記(畜生恋;女の脛の白きを見て ほか)
  • 獄中消息(市ヶ谷から;巣鴨から ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08783106
  • ISBN
    • 9784990558727
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    215, vip
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ