終りのない惨劇 : チェルノブイリの教訓から
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終りのない惨劇 : チェルノブイリの教訓から
緑風出版, 2012.3
- タイトル読み
-
オワリ ノ ナイ サンゲキ : チェルノブイリ ノ キョウクン カラ
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注記
関連年表: p212-215
文献・参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
チェルノブイリ原発事故から25年目に福島原発事故が発生した。チェルノブイリ周辺のベラルーシ、ウクライナなどでは、甲状腺ガンや白血病などの各種のガンから循環器系、免疫系、呼吸器系の重篤な疾病、さらには畸形などの遺伝障害が蔓延し、死者は、すでに数十万人に及んでいる。だが、国際原子力機関(IAEA)や世界保健機関(WHO)は、公式の死者数を急性被曝などの数十人しか認めず、被害を訴える現地の医学者などの報告を抹殺し、被害の矮小化に奔走して、原発の推進に手を貸している。本書は、IAEAやWHOがどのようにして死者数や健康被害を隠蔽しているのかを明らかにし、被害の実像に迫る。いま同じことがフクシマで始まっている…。
目次
- 第1部 WHO—IAEA合意、チェルノブイリ、そして福島
- 第2部 チェルノブイリの惨事と健康(IAEAと一体でチェルノブイリに対処したWHO;一九九五年一一月、チェルノブイリの情報を出そうとするWHOの試み ほか)
- 第3部 チェルノブイリ人民法廷より(ICRPについて—ロザリー・バーテル;チェルノブイリ周辺の畸形—ソランジュ・フェルネクス ほか)
- 第4部 バンダジェフスキを巡るインタビュー(ミシェル・フェルネクス;ソランジュ・フェルネクス)
- 第5部 チェルノブイリの惨事は成長を続ける一本の樹(検閲によって潰された情報の例をさらに幾つか;原爆をモデルにしてチェルノブイリを論じるのは誤り ほか)
「BOOKデータベース」 より