夏目漱石の時間の創出 The emergence of time in the works of Natsume Sôseki

Bibliographic Information

夏目漱石の時間の創出 = The emergence of time in the works of Natsume Sôseki

野網摩利子著

東京大学出版会, 2012.3

Other Title

夏目漱石中・後期小説における時間の創出

The emergence of time in the works of Natsume Sôseki

Title Transcription

ナツメ ソウセキ ノ ジカン ノ ソウシュツ

Note

博士学位論文「夏目漱石中・後期小説における時間の創出」(東京大学, 2010年) をもとにしたもの

参考文献: 巻末p7-25

Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 文学の創出を求めて
  • 第1部 書ならびに画に記憶をもたせる(時間の産出—『それから』の論理;棄却した問題の回帰—『それから』と北欧神話;『道草』という文字の再認—生の過程をつなぎなおすためか;新しい文字を書くまで—『道草』の胎動・誕生)
  • 第2部 思想の記憶(古い声からの呼びかけ—『門』に集まる古典;禅・口承文芸からの刺激—『門』に潜む文字と声;再帰する浄土教—『彼岸過迄』の思想解析;記憶へ届ける言葉—『彼岸過迄』の生成;浄土真宗と日蓮宗とのあいだの『心』の振幅;記憶と書く行為—『心』のコントラスト)
  • 時間のダイナミズム

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