企業法の法理
著者
書誌事項
企業法の法理
慶應義塾大学出版会, 2012.3
- タイトル別名
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企業法の法理
- タイトル読み
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キギョウ ホウ ノ ホウリ
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内容説明・目次
内容説明
流動的な法状況の中で問題の核心を把握するには、実際の利害関係を見極め、理論化・体系化する思考の積み重ねを要する。現在の法状況を前提に将来の企業法体系へと繋げ、問題の本質を提示する。
目次
- 会社法(組織法上の行為としての会社分割と詐害行為取消;ベンチャー企業と株式—株式発行政策と少数株主への対応;個別株主通知の効力;株式の買取請求と強制取得における“公正な価格”;社団法上の意思表示としての株主総会決議の性質;濫用的会社分割と債権者異議手続の問題点;新設分割における会社債権者保護;合併無効の訴え;ロェスレル草案における株式会社の機関構造—高橋英治教授の問題提起をめぐって;株式会社設立の法律構成と発起人の権限;株主に株主の割当てを受ける権利を与える場合(会社法ニ〇ニ条)と新株予約権無償割当て(会社法ニ七七条)について;会社の営利性と商人性;中国型コーポレート・ガバナンスと独立取締役制度;上場会社MBOにおける対象会社の意見表明—取締役が負うべき義務を中心に)
- 企業法総論(知的財産ライセンスの観点からみた名板貸の構造)
- 保険法(保険・保険契約と個人情報の集積—「法とデータベース」研究序説;自動車損害賠償責任保険における履行期について;地震免責約款と保険事故に関する一考察)
- 海上企業法(アメリカ法におけるオーシャン・フレイト・フォワーダーおよびNVOCCの地位)
「BOOKデータベース」 より