コンフリクトのなかの芸術と表現 : 文化的ダイナミズムの地平
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コンフリクトのなかの芸術と表現 : 文化的ダイナミズムの地平
(叢書コンフリクトの人文学, 4)
大阪大学出版会, 2012.3
- タイトル読み
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コンフリクト ノ ナカ ノ ゲイジュツ ト ヒョウゲン : ブンカテキ ダイナミズム ノ チヘイ
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注記
奥付の責任表示 (誤植) : 國府寺司とあり
参照文献あり
内容説明・目次
目次
- 第1部 地域とナショナリティ(自己/他者の表象をめぐる闘争—征服後メキシコの先住民エリートと文化境界上の美術;民族対立のなかの学知—アウグスト・ザウアーの地域文学史構想;せめぎ合う「民謡」概念—『モラヴィア恋歌集』の編纂をめぐるレオシュ・ヤナーチェクとズデニェク・ネイェドリーとの対立;シマノフスキの創作活動におけるジレンマ—歌曲集“スウォピェヴニェ”作品46bisにみる新しい民族音楽の萌芽;ポーランドのネオ前衛—クシシュトフ・ヴォディチコとその周辺;伝統と創造性の狭間で—なぜジューバンJewban・パフォーマーはアイデンティティを表現するのか?)
- 第2部 移動する芸術家、流通する芸術(中東欧のなかの作曲家たち—三つのスケッチ;モホイ=ナジの書簡にみる戦時下の亡命芸術家の苦悩;19世紀イタリアにおける美術品市場—マルケ地方における祭壇画売却をめぐるコンフリクト;中山晋平の音階論—「新しさ」と「民謡」の順接と逆説;チェコ人ヴァイオリニスト、パウル・クリングと日本—NHK交響楽団における活動を中心に;ROCIプロジェクトと文化的時差;美術館は誰のものか)
- 第3部 「身体」とアイデンティティ 東欧ユダヤにおける事例(「根なし草」と「肉体の主」—M.Y.ベルディチェフスキーとユダヤ文化革命の両義性;カフカの見たベルリン「ユダヤ民族ホーム」—ユダヤ人の身体表象と社会事業の接点;子どもたちの「社会主義共和国」—戦間期ポーランドのユダヤ人療養・教育施設「メデム・サナトリウム」における「新しい文化」の実験)
「BOOKデータベース」 より