江戸の長歌 : 『万葉集』の享受と創造

書誌事項

江戸の長歌 : 『万葉集』の享受と創造

田中仁著

森話社, 2012.3

タイトル別名

江戸の長歌 : 万葉集の享受と創造

タイトル読み

エド ノ チョウカ : マンヨウシュウ ノ キョウジュ ト ソウゾウ

大学図書館所蔵 件 / 49

この図書・雑誌をさがす

注記

博士請求論文「近世後期長歌研究」(学習院大学, 2011年) に加筆修正を施したもの

内容説明・目次

内容説明

長歌形式は『万葉集』の時代をひとつの頂点として、以後急速に衰退していく。その後、江戸時代中期になって国学の隆盛と古学復興、古代和歌研究と古風和歌の流行などを背景に復活していく様相を明らかにする。

目次

  • 第1章 近世長歌の表現と様式(賀茂真淵の長歌表現—長歌形式の復興;江戸派の長歌表現—叙景表現をめぐって;本居宣長の長歌表現—「古風」と「後世風」)
  • 第2章 近世長歌の叙情と題材の拡大(納涼長歌論—県門女性歌人の長歌表現と叙情性;追悼長歌論—近世追悼長歌における先行表現の摂取;恋歌長歌論—近世中・後期における恋歌長歌の再生と展開;詠史・詠物長歌論—中島広足と青木永章の長歌を例に;新奇を描く幕末・明治長歌—弁玉の汽車詠長歌を中心に)
  • 付 資料編(中島広足『橿園長歌集』(第一集)翻刻;中島広足『橿園長歌集』(第二集)翻刻;青木永章『玉園長歌集』翻刻)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ