始まったのは大連だった : リュドミーラの恋の物語
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始まったのは大連だった : リュドミーラの恋の物語
成文社, 2012.3
- タイトル別名
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Это началось в Дальнем,40 лет за Фотоаппаратом
- タイトル読み
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ハジマッタ ノワ ダイレン ダッタ : リュドミーラ ノ コイ ノ モノガタリ
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注記
原著 (c1999) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
大連で裕福な白系ロシア人の家庭に育ったミーラ。日本降伏後に進攻してきたソ連軍はミーラの父親をシベリアへ抑留。悲嘆にくれるミーラの前にソ連の将校サーシャが現れ…。物語は、大連、シドニー、モスクワを舞台に繰り広げられる。ロマンチックな恋物語の中から、日本統治下大連の白系ロシア人コミュニティ、ロシア人男性のシベリア抑留、オーストラリアへ移住したロシア人たちの生活、さらにはソ連時代の良心的知識人たちの境遇など、これまで知られることのなかった歴史的実態が浮かび上がる。
目次
- 第1章 大連のロシア人(時空を超えて;大連での暮らし;戦争;ソ連軍がやってきた;男たちが連れ去られる;サーシャとの出会い;輝ける日々;別離)
- 第2章 第二の祖国を求めて(偽りの結婚;結婚生活;シドニーからの手紙;祖国は招く;ニュージーランドからの招待状)
- 第3章 南十字星のもとで(オーストラリアへ;シドニーの生活;二人の息子;グリーシャの結婚;離婚)
- 第4章 邂逅(モスクワ;再会;二十五年の歳月;ナージャ;夢のハネムーン)
「BOOKデータベース」 より