善徳 (ソンドク) 女王の真実
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書誌事項
善徳 (ソンドク) 女王の真実
キネマ旬報社, 2012.1
- タイトル別名
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善徳女王の真実
The wounded phoenix, queen Seonduk
- タイトル読み
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ソンドク ジョオウ ノ シンジツ
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注記
英語標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
新羅第27代善徳女王は朝鮮史上初の女王であり、仏教を取り入れた治世や、人材育成と登用の妙で三国統一の礎を築いたことなど、評価されるべき功績は少なくない。だが、これまでの新羅史研究は、もっぱら金春秋と金〓(ゆ)信という英雄にスポットライトが当てられ、善徳女王の偉業を矮小化してきた向きがある。本書は正史とされる『三国史記』および『三国遺事』と、筆写本『花郎世紀』を中心に据え、現在もなお民衆の心に残る母のような女王の真実の姿と、自由奔放な新羅の社会を浮き彫りにし、既成史観をくつがえした刮目の書である。
目次
- 女王の誕生
- 新羅最高のファム・ファタール、美室
- 誰を王にすべきか
- 日本の国宝彫刻の部・第一号と香りのない牡丹の花の秘密
- 善徳女王はなぜ幾人もの夫を迎えたのか
- 金〓(ゆ)信、金春秋と血盟を結ぶ
- 試練を乗り越え、女王の座に就く
- 片思いの火鬼、志鬼
- 国じゅうを仏心で満たす
- 善徳女王の予知力と金春秋の危機
- 天の岩戸に隠れる
- 〓(とう)利天の女神、三国を統一する
「BOOKデータベース」 より