近代仏教という視座 : 戦争・アジア・社会主義
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書誌事項
近代仏教という視座 : 戦争・アジア・社会主義
ぺりかん社, 2012.3
- タイトル別名
-
近代仏教という視座 : 戦争アジア社会主義
- タイトル読み
-
キンダイ ブッキョウ ト イウ シザ : センソウ アジア シャカイ シュギ
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内容説明・目次
内容説明
古代以来の仏教伝統+明治以後の宗教概念の成立=「近代仏教」とは何か?—日本仏教史の傍流や近代思想の周縁ではなく、近代日本の精神的支柱として近代仏教を捉え、明治から昭和の青年たちを動かした宗教改革・政治参加・アジア主義・超国家主義および反戦運動の諸相を分析することで、近代思想史研究の新たな可能性を開拓する。
目次
- 近代仏教研究は何を問うのか?
- 1 近代仏教を問い直す(「近代仏教になる」という物語—日本近代仏教史研究の新たな視座;明治期の「新しい仏教」の形成と展開—仏教青年たちのユースカルチャー;昭和初期の「新しい仏教」をめぐる動態—伝統仏教・新興仏教・反宗教の交渉と葛藤)
- 2 国民国家と近代仏教(政治参加する仏教者たち—仏教の公共的役割をめぐって;ナショナリズムと仏教の共‐構成—一九二〇年代の国柱会の社会教化活動;戦争は罪悪か?—二〇世紀初頭の仏教者の非戦論)
- 3 越境する近代仏教(仏教アジア主義のゆくえ—日蓮宗僧侶・高鍋日統の内蒙古布教;交錯する超国家主義と仏教—宗教的セクトとしての血盟団;反戦・反ファシズムの仏教社会運動—妹尾義郎と新興仏教青年同盟)
「BOOKデータベース」 より