甲州子守唄
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甲州子守唄
(講談社文芸文庫, [ふK2])
講談社, 2012.4
- タイトル読み
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コウシュウ コモリウタ
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注記
年譜 / 山本幸正編: p306-314
著書目録 / 山本幸正作成: p315-317
内容説明・目次
内容説明
明治末から大正、昭和と三代にわたる日本近代の歩みが、笛吹川のそばに住む貧しいオカア一家を舞台に展開する一大ロマン。生糸の暴落と農村の貧窮、明治天皇の崩御、関東大震災、戦争と出征、空襲と食糧難、敗戦とヤミ商売—その間には息子・徳次郎の二十年近くのアメリカへの出稼ぎがあり、薄情者となって帰国した息子とその一家をオカアの眼差しから描く。土俗的な語りによる時代批判。
「BOOKデータベース」 より