人類史と時間情報 : 「過去」の形成過程と先史考古学
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書誌事項
人類史と時間情報 : 「過去」の形成過程と先史考古学
(明治大学人文科学研究所叢書)
雄山閣, 2012.3
- タイトル別名
-
人類史と時間情報 : 過去の形成過程と先史考古学
- タイトル読み
-
ジンルイシ ト ジカン ジョウホウ : 「カコ」ノ ケイセイ カテイ ト センシ コウコガク
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注記
奥付, 背の責任表示: 阿部芳郎編
引用・参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
時間情報から考古学を考える。時間という概念を、季節性や人間行動の規則性、人体の発育過程と病理、行為や文化現象の時間的単位性など、複数のキーワードに変換し、考古資料から取り出すことの出来る「過去」の時間情報の性質を考察する。
目次
- 序章 人類史の復元と時間情報
- 第1章 理化学的な時間情報と年代測定—炭素年代と考古学(AMS年代測定の方法;AMS年代測定の諸問題)
- 第2章 考古学と古病理学—人体形成の時間性と古病理(古病理学的に見た縄文人;古病理学的所見から見た縄文後期における埋葬の一様相—福岡県山鹿貝塚出土人骨を中心として)
- 第3章 動物遺存体と時間情報—資源利用の季節性と物質変容(持ち運ばれた海の資源—印旛沼南岸地域における鹹水産貝塚の出現背景;貝類の流通からみた縄文時代の社会関係—オキアサリの成長線分析の試み ほか)
- 第4章 行為の時間情報—遺跡形成における時間性と単位性(移動生活に組み込まれた石材交換—「砂川類型」に見る旧石器時代の移動システム;縄文後期の集落と土器塚—「遠部台型土器塚」の形成と加曽利B式期の地域社会 ほか)
「BOOKデータベース」 より