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防衛戦略とは何か

西村繁樹著

(PHP新書, 795)

PHP研究所, 2012.5

タイトル読み

ボウエイ センリャク トワ ナニカ

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内容説明・目次

内容説明

一九八〇年代に日本の自衛隊が策定した「北方重視・前方対処」戦略は、米ソ冷戦を終結させるうえで絶大な効果を発揮した。軍事史に残るこの“金字塔”を構想・実現した人物こそ、当時陸上幕僚監部1等陸佐だった著者・西村繁樹その人である。本書は、留学先の米国で圧倒的な研究水準の差に悶々とした日々に始まって、「ノルディック・アナロジー」を発案して一躍注目を浴び、帰国して防衛庁内部のさまざまな障害を乗り越えて防衛力整備計画に結実させ、世界から高い評価を得るまでの回顧録。

目次

  • 第1章 ストラテジスト(戦略家)の条件
  • 第2章 ソ連—脅威の実体
  • 第3章 日本の防衛戦略
  • 第4章 戦略幕僚の職
  • 第5章 大綱擁護の高坂理論
  • 第6章 誤解されていた久保理論
  • 第7章 高坂氏を見捨てて米国に乗り換えた行政当局
  • 第8章 砲火を交えない戦争
  • 第9章 冷戦の戦略的教訓
  • 終章 日米防衛摩擦—便宜主義的政策のつけ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB08948501
  • ISBN
    • 9784569803944
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    214p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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