比較史学への旅 : ガリア・ローマから古代日本へ

書誌事項

比較史学への旅 : ガリア・ローマから古代日本へ

鈴木靖民著

勉誠出版, 2012.4

タイトル別名

比較史学への旅 : ガリアローマから古代日本へ

タイトル読み

ヒカク シガク エノ タビ : ガリア ローマ カラ コダイ ニホン エ

注記

文献あり

内容説明・目次

内容説明

古代ローマから東アジアを照射する。ローマ帝国の属州として、帝国の文化を受容し繁栄をなしたガリア・ローマ地域。熟達の日本古代史家がそこで見出したものはいったい何か—。国家とは何か、都市とは何か。交流のもたらす歴史的意義とはいかなるものか。周縁への視座から世界史の命題を解き明かし、世界史上における古代日本の位置を模索する比較史学へのアプローチ。

目次

  • はじめに—日本古代史家にとってのフランス
  • イギリスのローマの長城、ハドリアンズ・ウォール
  • 属州・プロヴァンスのローマ遺跡—ニーム・アルル・オランジュなど
  • 古代都市発掘・ローマのヴェゾン
  • サン・レミ再訪、都市グラヌムの景観
  • 加茂遺跡の〓(ぼう)示札と敦煌懸泉置の墨書題記
  • 地中海の港湾都市・マルセイユの古代
  • ガリア・ローマの首都、リヨン
  • フランスのポンペイ、ヴィエンヌのガリア・ローマ遺跡
  • 古代ローマの偉大な残映〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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