フランスとEUの金融ガヴァナンス : 金融危機の克服に向けて

書誌事項

フランスとEUの金融ガヴァナンス : 金融危機の克服に向けて

尾上修悟著

(MINERVA現代経済学叢書, 111)

ミネルヴァ書房, 2012.5

タイトル読み

フランス ト EU ノ キンユウ ガヴァナンス : キンユウ キキ ノ コクフク ニ ムケテ

注記

参考文献: p287-294

索引: p295-303

内容説明・目次

内容説明

現在、EUが直面している深刻な金融・経済危機を克服するための喫緊の課題は、金融と経済のガヴァナンスを確立することである。本書は、EU内でこれまでに具体的な政策を最も積極的に提案・実践してきたフランスにおける議論に注目し、そこで展開される金融ガヴァナンス論と意義を明らかにし、そのプロセスも追跡調査することから、欧州統合の将来のあり方を考える。

目次

  • 第1部 金融の自由化とガヴァナンス(経済・通貨同盟の成立とフランスの金融規制策;フランスにおける経済・金融ガヴァナンス論の展開;ヘッジファンドとグローバル金融リスク)
  • 第2部 G20とガヴァナンス(第2回G20とフランスのグローバル金融規制策;第3回G20とフランス・EUの金融規制改革案)
  • 第3部 ソヴリン・リスクとガヴァナンス(EUにおける金融危機の公的管理;EU発金融規制策の新展開;EUの金融支援構想と財政統合論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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