書誌事項

森野旧薬園と松山本草 : 薬草のタイムカプセル

高橋京子, 森野燾子著

(大阪大学総合学術博物館叢書, 7)

大阪大学出版会, 2012.3

タイトル読み

モリノ キュウヤクエン ト マツヤマ ホンゾウ : ヤクソウ ノ タイム カプセル

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注記

監修: 大阪大学総合学術博物館

著者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え

参考文献: p90-91

内容説明・目次

目次

  • 1 森野旧薬園とは(森野旧薬園の現在;享保時代に発展した本草学の特質—生薬の基原植物の鑑別研究;森野藤助通貞(賽郭)と植村佐平次の大和地方採薬;森野薬園時代の漢薬種草木の育成とその後;その他の文化財的所蔵品)
  • 2 葛根と吉野本葛(葛根と葛粉(葛デンプン);医薬品原料生薬の葛根(基原植物)—日本薬局方収載の変遷;生薬「葛根」の概要;吉野葛の由来;吉野葛の製造(水飛法と寒晒し))
  • 3 松山本草の世界(松山本草の世界;松山本草図譜抄録—森野旧薬園原植物;松山本草リスト(動物))
  • 4 薬草のタイムカプセル—旧薬園に生きる植物(旧薬園に生きる植物—薬草園への誘い;カタクリと賽郭;植物相調査からみる半栽培(半自然)モデルとしての旧薬園;環境指標植物・タンポポ調査からみる旧薬園の自然)
  • 5 国産生薬のルーツとマテリアルサイエンス(博物学から学ぶ生物多様性の原点と実践—大和大宇陀「森野旧薬園」と薬種国産化政策;生薬栽培の伝統—江戸時代における奈良県の生薬生産(国産生薬のルーツ);大和当帰の母種;材料生薬の品質—マテリアルサイエンスの視点から大和芍薬の有用性)

「BOOKデータベース」 より

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