澄みわたる大地
著者
書誌事項
澄みわたる大地
現代企画室, 2012.3
- タイトル別名
-
La región más transparente
セルバンテス賞コレクション
- タイトル読み
-
スミワタル ダイチ
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注記
付: 『澄みわたる大地』読解の手引き(32p ; 19cm)
p[2]に「セルバンテス賞コレクション9」の記述あり
内容説明・目次
内容説明
外交官の子息として少年時代からアメリカ大陸の名だたる諸都市を渡り歩いた著者は、20代半ばでようやく母国に落ち着いた。彼は「余所者のメキシコ人」として、多様な人種と社会階級が混在する猥雑な大都市=メキシコ・シティに魅せられた。無名に等しい作家の初長編は、斬新な文学的実験、方言も俗語も歌も叫びも、そして沈黙すら取り込んだ文体、街中から/豪邸から/スラムから聞こえてくる複数の声の交響によって、「時代の感性」を表現し、人びとの心を鷲づかみした。
「BOOKデータベース」 より