荷風さんの昭和
著者
書誌事項
荷風さんの昭和
(ちくま文庫, [は-24-14])
筑摩書房, 2012.5
- タイトル別名
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荷風さんと「昭和」を歩く
永井荷風の昭和
- タイトル読み
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カフウ サン ノ ショウワ
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注記
『荷風さんと「昭和」を歩く』(プレジデント社 1994年刊)の改題である「永井荷風の昭和」(文春文庫 2000年刊)の改題
主な参考文献: p349-350
内容説明・目次
内容説明
戦争へ、破滅へと向かう昭和前期の20年間。世間を見つめる永井荷風の視線はあくまでも低く、驚くべき適確さで世界の不穏の風を読み取る。『断腸亭日乗』を中心に、昭和という時代風景の中に文豪の日常を描き出した傑作。
目次
- 一筋縄ではいかぬ人
- この憐れむべき狂愚の世—昭和三年〜七年
- 女は慎むべし慎むべし
- 「非常時」の声のみ高く—昭和八年〜十年
- ああ、なつかしの〓(ぼく)東の町
- 大日本帝国となった年—昭和十一年
- 浅草—群衆のなかの哀愁
- 軍歌と万歳と旗の波と—昭和十二年〜十四年
- 文学的な話題のなかから
- 「八紘一宇」の名のもとに—昭和十五年〜十六年
- 月すみだ川の秋暮れて
- “すべて狂気”のなかの正気—昭和十六年〜二十年
- どこまでもつづく「正午浅草」
「BOOKデータベース」 より