「日常」の回復 : 江戸儒学の「仁」の思想に学ぶ

書誌事項

「日常」の回復 : 江戸儒学の「仁」の思想に学ぶ

土田健次郎著

(早稲田大学ブックレット : 「震災後」に考える, 015)

早稲田大学出版部, 2012.4

タイトル別名

日常の回復 : 江戸儒学の仁の思想に学ぶ

タイトル読み

ニチジョウ ノ カイフク : エド ジュガク ノ ジン ノ シソウ ニ マナブ

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内容説明・目次

内容説明

壊滅した街の瓦礫の中で人びとは、前日までと同じように分けあい、助けあった。非常時にも日常の倫理を喪わない、日本人の心性の源泉を近世の儒学思想に求め、明日への生き方を確かめる。

目次

  • はじめに なぜ「日常」が問題なのか
  • 第1章 日本集団主義論—「世間」「空気」「間人」「甘え」「恥の文化」
  • 第2章 江戸時代の歴史意識—連続する現状と個人の生
  • 第3章 江戸時代の社会意識—家職の世界と全体への献身
  • 第4章 伊藤仁斎の達成—日本的日常の思想としての「仁」
  • 第5章 仁斎思想の性格—戴震、荻生徂徠との比較から
  • おわりに 「ならぬもの」のありか—日常の中の不変なるもの

「BOOKデータベース」 より

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