書誌事項

武蔵と柳生新陰流

赤羽根龍夫, 赤羽根大介著

(集英社新書, 0640H)

集英社, 2012.5

タイトル読み

ムサシ ト ヤギュウ シンカゲリュウ

大学図書館所蔵 件 / 68

注記

参考文献: p204

内容説明・目次

内容説明

吉川英治の小説をはじめ時代劇、漫画等でもおなじみの剣豪・宮本武蔵。かたや徳川家の御家流である柳生新陰流一門。物語の中では往々にしてライバルとして描かれる両者ですが、実は武蔵と柳生の技術、極意には多くの似た点があることが以前から研究者の間で指摘されてきました。そして著者らが所属する名古屋春風館には壮年期の武蔵の円明流と尾張の柳生新陰流が伝えられています。本書は実際の技の比較と、この道場が所蔵している未公開の柳生文書『刀法録』を通じ、武蔵と柳生の思想と技における密接な関係を明らかにするものです。歴史、剣豪小説ファン、武術の実践者必見の極意の世界。

目次

  • 第1章 柳生新陰流と武蔵(柳生新陰流と徳川家康;柳生の活人剣 ほか)
  • 第2章 武蔵と尾張柳生の出会い(武蔵と兵庫助の出会い;尾張での武蔵 ほか)
  • 第3章 柳生と武蔵 身体技法の比較(日本の剣術の特色;柳生と武蔵の身体操作 ほか)
  • 第4章 柳生と武蔵の極意—「石」と「水」(長岡房成の転論、柳生新陰流の極意;『刀法録』の中の武蔵 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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