「声」の資本主義 : 電話・ラジオ・蓄音機の社会史

書誌事項

「声」の資本主義 : 電話・ラジオ・蓄音機の社会史

吉見俊哉著

(河出文庫)

河出書房新社, 2012.5

タイトル別名

声の資本主義 : 電話ラジオ蓄音機の社会史

タイトル読み

「コエ」ノ シホン シュギ : デンワ・ラジオ・チクオンキ ノ シャカイシ

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注記

講談社選書メチエ (1995年5月刊) の文庫化

参考文献: p319-332

内容説明・目次

内容説明

電話もラジオもレコードも、そのはじまりから今あるようにあったわけではない。「声」を複製し消費しようとする社会状況のただ中で、音響メディアはいかに形づくられ、また同時に、人々の想像力と身体感覚はいかに変容していったのか—。混沌たる草創期の多様なるメディアのありさまを活写し、近年さかんな聴覚文化研究の端緒を切り開いた先駆的名著。

目次

  • 序章 声の資本主義
  • 第1章 驚異の電気術
  • 第2章 声を複製する文化
  • 第3章 テレフォンのたのしみ
  • 第4章 村のネットワーキング
  • 第5章 無線の声のネットワーク
  • 第6章 大正のラジオマニアたち
  • 第7章 モダニズムと無線の声
  • 終章 再び、声の資本主義

「BOOKデータベース」 より

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