着衣する身体と女性の周縁化
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着衣する身体と女性の周縁化
思文閣出版, 2012.4
- タイトル読み
-
チャクイ スル シンタイ ト ジョセイ ノ シュウエンカ
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注記
文献あり
収録内容
- 民族衣装における異装と共装 / 武田佐知子 [著]
- 日本中世の着衣 : 能楽の女装束を中心に / 脇田晴子 [著]
- チベット文化圏の服飾について / 森田登代子 [著]
- 「超民族衣装」カンガの今とこれから : スワヒリ地方における着衣の実践 / 竹村景子 [著]
- 啓蒙専制期のマドリード社会と女性の衣服 / 中本香 [著]
- 差異の標本としての「伝統衣裳」 / 井本恭子 [著]
- 1920-30年代のソビエト・ファッション / 藤原克美 [著]
- Sex and the Cityとポストモダン消費文化 : サラ・ジェシカ・パーカー/キャリー・ブラッドショーをめぐるファッション、身体、ファンダム / 吉岡愛子 [著]
- 衣装と近世女性医師 / 太田妙子 [著]
- 組掛 : 天皇・家元・武家をつなぐ紐 / 津田大輔 [著]
- 唐代における宮女の男装について / 矢田尚子 [著]
- 着衣の媒介性と喚起力 : 死者の着衣とクレオールの着衣をめぐって / 宮原曉 [著]
- 魔女は何を着て踊っていたのか : フュルステンベルク伯領の魔女裁判における着衣 / 牟田和男 [著]
- 禁じられた着衣 : 国家そしてタイ人の着衣と身体に対する考え / 宮本マラシー [著]
- ムスリム女性のパルダ擁護論 : ボーパール藩王国女性藩王スルターン・ジャハーン・ベーガムの『ムスリム女性の慎み』について / 松村耕光 [著]
- イランのヒジャーブと女性 : 政治・法律・個人 / 藤元優子 [著]
- 近世イタリア絵画におけるエロティックな足先 : ランフランコ作「音楽の寓意」あるいは「チョピンを履くウェヌス」 / 新保淳乃 [著]
- 在満亡命ロシア女性の着衣の表象 : コロニアル・モダニティの視点から / 生田美智子 [著]
- 甲子園のパンチラ : 女子応援団の衣服から見る高校野球の歴史 / 池川玲子 [著]
- 戦後女性の着衣・割烹着と白いエプロン : 分断される身体・連続する母性 / 身崎とめこ [著]
- 理想化される女性の身体像 : 自己対象化から考察するスリム・ダイエット志向 / 三好恵真子 [著]
- リカちゃん人形の身体表象への欲望 : 着替える身体から着替えない身体へ / 山崎明子 [著]
- 着衣する身体、演じる身体 : インドネシアの女方舞踊家ディディ・ニニ・トウォによる「クロス・ジェンダー」の試み / 福岡まどか [著]
- 魂の表出の場か?外界の映し鏡か?自然の一部か? : マイケル・ジャクソンに見る身体の多義性に関する解釈論 / 深尾葉子 [著]
- 帝政ロシア時代におけるマトリョーシカの創造 : ナショナリズムとジェンダーの身体 / 福間加容 [著]
- 異性装と身体意識 : 女装と女体化の間 / 三橋順子 [著]
内容説明・目次
目次
- 第1部 民族/伝統衣装とファッション(民族衣装における異装と共装;日本中世の着衣—能楽の女装束を中心に;チベット文化圏の服飾について;「超民族衣装」カンガの今とこれから—スワヒリ地方における着衣の実践—;啓蒙専制期のマドリード社会と女性の衣服;差異の標本としての「伝統衣裳」;1920〜30年代のソビエト・ファッション;Sex and the Cityとポストモダン消費文化—サラ・ジェシカ・パーカー/キャリー・ブラッドショーをめぐるファッション、身体、ファンダム)
- 第2部 異装・共装(衣装と近世女性医師;組掛—天皇・家元・武家をつなぐ紐;唐代における宮女の男装について;着衣の媒介性と喚起力—死者の着衣とクレオールの着衣をめぐって;魔女は何を着て踊っていたのか—フュルステンベルク伯領の魔女裁判における着衣)
- 第3部 着衣する身体(禁じられた着衣—国家そしてタイ人の着衣と身体に対する考え;ムスリム女性のパルダ擁護論—ボーパール藩王国女性藩王スルターン・ジャハーン・ベーガムの『ムスリム女性の慎み』について;イランのヒジャーブと女性—政治・法律・個人;近世イタリア絵画におけるエロティックな足先—ランフランコ作“音楽の寓意”あるいは「チョピンを履くウェヌス」;在満亡命ロシア女性の着衣の表象—コロニアル・モダニティの視点から;甲子園のパンチラ—女子応援団から見る高校野球の歴史;戦後女性の着衣・割烹着と白いエプロン—分断される身体・連続する母性)
- 第4部 表現する身体(理想化される女性の身体像—自己対象化から考察するスリム・ダイエット志向;リカちゃん人形の身体表象への欲望—着替える身体から着替えない身体へ;着衣する身体、演じる身体—インドネシアの女方舞踊家ディディ・ニニ・トウォによる「クロス・ジェンダー」の試み;魂の表出の場か?外界の映し鏡か?自然の一部か?—マイケル・ジャクソンに見る身体の多義性に関する解釈論;帝政ロシア時代におけるマトリョーシカの創造—ナショナリズムとジェンダーの身体;異性装と身体意識—女装と女体化の間(あわい))
「BOOKデータベース」 より