記念試合
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記念試合
(小学館文庫, [む2-3])
小学館, 2012.3
- タイトル読み
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キネン ジアイ
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注記
単行本『記念試合』(小学館, 2007年12月刊)を文庫化したもの
解説(斎藤環): p354-362
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
旧制七高造士館(現・鹿児島大学)野球部の創部百年を記念して、宿敵五高(現・熊本大学)との対抗試合の開催が決定。太平洋戦争前夜、七高のエースだった上田勝弥は、記念試合開催に向けての取材で当時の記憶を語りはじめる。旧制高校から帝大に進んだかつてのエリートたちは、私欲に走る小賢しい秀才を軽蔑し、国家や社会のためにひたむきに生きることを目指した。太平洋戦争の終盤、学徒出陣で徴用された多くの学生が戦死し、生き残った者たちはその遺志を継いで、国を再興に力を尽くした。英霊たちに見守られながら、今、七高と五高の記念試合が幕を開ける。
「BOOKデータベース」 より