中世日本紀論考 : 註釈の思想史

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中世日本紀論考 : 註釈の思想史

原克昭著

法藏館, 2012.5

タイトル読み

チュウセイ ニホンギ ロンコウ : チュウシャク ノ シソウシ

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注記

学位請求論文「神代紀註釈文献の形成と展開 : <中世日本紀>をめぐる思想史的研究」(早稲田大学, 2006年)をもとに改稿・増補改稿したもの

註: 各章末

<中世日本紀>関連年譜: p[411]-443

索引: 巻末p1-18

内容説明・目次

内容説明

中世に簇出した神典「日本紀」「麗気記」註釈群—。そこで展開された思想運動の本質を、文献・言説・思想にわたり多角的に検証し、註釈という営為と豊穣な言説世界の核心に迫る画期的論考。

目次

  • “中世日本紀”研究をめぐる視座と可能性
  • 第1部 “中世日本紀”研究史の再構築—学説考証篇(学説史・研究史に関する課題;『日本書紀』註釈・研究史;『麗気記』註釈・研究史)
  • 第2部 神代紀註釈の形成—文献考証篇(神代紀註釈文献と諸本論—室町期の学匠を中心として;神代紀の講釈と抄物)
  • 第3部 神代紀をめぐる言説の生成と展開—言説考証篇(神典にまつわる構想力;宝釼神話の変容と展開)
  • 第4部 中世神道思想史への射程—思想考証篇(註釈学と神道論・仏神論;註釈学と時間論・年代論)

「BOOKデータベース」 より

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