水神
著者
書誌事項
水神
(新潮文庫, 9462-9463,
新潮社, 2012.6
- 上
- 下
- タイトル読み
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スイジン
大学図書館所蔵 件 / 全49件
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下Z913.6||H9300||2/@SW||ハ||7-23WA;@1282018990 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101288222
内容説明
目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか—。新田次郎文学賞受賞作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101288239
内容説明
ついに工事が始まった。大石を沈めては堰を作り、水路を切りひらいてゆく。百姓たちは汗水を拭う暇もなく働いた。「水が来たぞ」。苦難の果てに叫び声は上がった。子々孫々にまで筑後川の恵みがもたらされた瞬間だ。そして、この大事業は、領民の幸せをひたすらに願った老武士の、命を懸けたある行為なくしては、決して成されなかった。故郷の大地に捧げられた、熱涙溢れる歴史長篇。
「BOOKデータベース」 より