黒旗水滸伝 : 大正地獄篇
著者
書誌事項
黒旗水滸伝 : 大正地獄篇
皓星社, 2012
新装版
- 1
- 2
- 3
- 4
- タイトル読み
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クロハタ スイコデン : タイショウ ジゴクヘン
大学図書館所蔵 件 / 全2件
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1952.032/TAK/10580551372,
2952.032/TAK/20580551383, 3952.032/TAK/30580551394, 4952.032/TAK/40580551406 -
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注記
2000年に皓星社が刊行した「黒旗水滸伝 : 大正地獄篇 上巻・下巻」をそれぞれ2分冊し, v. 1のI章からIII章, v. 2のIV章からVI章, v. 3のVII章からXI章, v. 4のXII章からエピロオグまでを新装版として刊行したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784774404639
内容説明
幸徳が縊り殺され…難波大助、金子ふみ子、吉原太郎、大杉栄、村木源次郎、村山槐多、窮民の街に次々と役者は揃って、熾き火はチロチロと赤い舌を這わす。
目次
- 「夢野京太郎」の復活
- 一九七五年夏、沖縄では
- 1 蒼白き巣窟(大正地獄篇・発端;蒼白き巣窟;山犬登場;虚無のうきよに君臣なく;銀子のシルエット)
- 2 娼妓解放戦争(蝶なて翔ばわ;公娼撲滅・私娼擁護;コミンテルンの密使;何が私をかうさせたか?;仮想の翅をのばせ!)
- 3 幽霊、西へ行く(僕は腸断つ思い;断ジテ其処ヲ退カズ;ヤジロベエはぐらり!と揺れ;薔薇の畑に村山槐多)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784774404646
内容説明
神出鬼没の和田久が帰ってきた…北一輝が加わり、朴烈が金子ふみ子と出会い、上海の紅灯に、豆満江の岸辺に、樺太の港に、満洲の荒野に、黒い炎は日本を脱出する。
目次
- 4 狂乱と覚醒のそのとき(和田久、帰る;人の世に熱あれ!!)
- 5 ああ、革命は近づけり(労農政府を支持せず;混沌は自由を前触れる;上海バンスキング血史;豆満江岸、狼煙あがる;曠野の土に汝が足を置け)
- 6 ニッポン脱出行(かくて、左翼は起ち遅れ;燃ゆる想いを荒野にさらし;倫理と頽廃の抛物線;“繁栄”と革命の神話)
- 巻冊次
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3 ISBN 9784774404653
内容説明
大杉栄がフランスから帰り、有島武郎は情死。関東大震災の瓦礫の街で大杉と伊藤野枝、7歳の甥の橘宗一は憲兵大尉・甘粕正彦の手にかかる。難波大助はステッキ銃を構え皇太子を狙う。
- 巻冊次
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4 ISBN 9784774404660
内容説明
村木源次郎と和田久太郎は戒厳司令官の狙撃に失敗、難波大助は絞首刑。仮出所した甘粕正彦は、妻を伴い官費でフランスから満洲に渡る。あと77日で大正が終わろうとしていた。
「BOOKデータベース」 より