古代ローマの肖像 : ルネサンスの古銭収集と芸術文化
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書誌事項
古代ローマの肖像 : ルネサンスの古銭収集と芸術文化
白水社, 2012.6
- タイトル別名
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Images of the illustrious : the numismatic presence in the Renaissance
ルネサンスの古銭収集と芸術文化 : 古代ローマの肖像
- タイトル読み
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コダイ ローマ ノ ショウゾウ : ルネサンス ノ コセン シュウシュウ ト ゲイジュツ ブンカ
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注記
参考文献: 巻末p53-58
内容説明・目次
内容説明
小さなコインが映し出す、古代の偉人たちの壮大な世界。ルネサンス文化の物質・精神の両面を支配したギリシア・ローマ古銭学の世界を、ユーモアたっぷりに描く力作。
目次
- 枯れることなき地脈より湧きいずる—ルネサンスは古銭だらけ
- 事物の夥多と多様性—古銭図像の豊富なこと、多彩なこと
- 小さな部屋の無限の財産—ティツィアーノ描くヤコポ・ストラーダの肖像
- 「かくのごとく他者の図像を愛する者」—ルネサンス期イタリアにおける、徳の鑑としての古銭
- 「なんでも手当たりしだいに買いあさる」—北方へと伝染る古銭マニア
- 「ローマの古物学者」—アンドレア・フルヴィオと『著名人の肖像』
- 「ダレス」は誰?—『著名人の肖像』の挿絵画家を探せ
- 「メダルについて記した者たち」—最初期の古銭学書誌
- 「心を映す澄んだ鏡のごとく」—ルイユ、観相学、ルネサンス期の「肖像画付き著名人伝」
- 「書物が語らぬ多くのことを教えてくれる」—十六世紀の硬貨本とエンブレム本
- 「書物が語らぬ多くのことを教えてくれる—一六世紀の硬貨本とエンブレム本
- 「多大な労苦なくしては」—十六世紀後半の壮大な硬貨修正プロジェクト
- 「事物そのものの図像、物言わぬ歴史」—ルネサンス古銭学における経験主義と合理主義
「BOOKデータベース」 より