ダムとの闘い : 思川開発事業反対運動の記録
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ダムとの闘い : 思川開発事業反対運動の記録
緑風出版, 2012.5
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ダム トノ タタカイ : オモイガワ カイハツ ジギョウ ハンタイ ウンドウ ノ キロク
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出版年月 (誤植) : 2011年5月
Description and Table of Contents
Description
いま再び凍結中のダム事業が復活している。土建業者だけが儲かる、何の意味もないばかりか、自然を破壊し、地元住民を苦しめ、仲違いさせるだけのダム事業。そのなかでも、極めつきのダム事業が、栃木県の思川開発事業である。1964年のオリンピックの年、東京の水不足解消策のひとつとして構想された思川開発。小川のような川を堰き止め、ダムを建設、足りないダム用水を複数の遠い河川から水を導水するという計画。東京の水不足が解消されても、国はなんだかんだと意味のない理由を付けて計画を推進する。それを擁護する自治体。住民が住民監査請求をしても門前払いし、裁判に訴えても行政を弁護する裁判所。そしてまだ本体工事にはいれないまま事業を続ける。日本の行政と司法の腐敗が、税金を垂れ流し、国民と国土を荒廃させる…。
Table of Contents
- 第1章 南摩ダム—思川開発事業という名のムダなダム
- 第2章 ダムとのたたかい
- 第3章 思川開発事業の訴訟
- 第4章 室瀬協議会のたたかいと挫折
- 第5章 思川開発事業訴訟の原告として
- 第6章 宇都宮地方裁判所における訴訟
- 補章 裁判と裁判官
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