ひとはなぜ裁きたがるのか : 判定の記号論
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ひとはなぜ裁きたがるのか : 判定の記号論
(叢書セミオトポス, 7)
新曜社, 2012.5
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ひとはなぜ裁きたがるのか : 判定の記号論
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ヒト ワ ナゼ サバキタガルノカ : ハンテイ ノ キゴウロン
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文献リスト: p234-235
Description and Table of Contents
Description
裁判員制度にともなう法廷の劇場化、スポーツにおける判定のリミット化、そして震災・原発事故後の判定(判断)ミス—ひとはいたるところで判定し/判定される状況にいる。判定、その変容を、記号論的アプローチから多面的・根源的に照射する。
Table of Contents
- ひとはなぜ裁きたがるのか—判定過剰の現在と判定の変容
- 1 判定の思想をめぐって—“最後の審判”から生命の判定まで(判定の思想—“最後の審判”から生命の判定まで;対論 判定の思想をめぐって;弁論を終えて)
- 2 揺れる法廷?—メディア・言葉・心理(裁判員制度における判定—集団意思決定の観点から;「言葉」から見た裁判員制度;裁判制度における判定の論理—メディアの観点から;討議 裁判員制度における“判定”をめぐって)
- 3 スポーツにおける判定をめぐって(近代スポーツの終焉?—判定の変容、裁かれる身体の現在;対論 スポーツの危機?/判定の危機?)
- 4 記号論の諸相(杜鵑の聞き方—「リヒト」バッシングの分析;自然的記号と対称性—自然科学におけるシンメトリー;研究論文 ミラン・クンデラの『冗談』とファウスト・モチーフの関係性—数学と名前のシンボル分析;研究論文 折口信夫の言語伝承考)
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