明治・大正詩集の装幀
著者
書誌事項
明治・大正詩集の装幀
(紫紅社文庫)
紫紅社, 2012.6
- タイトル別名
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The art of Japanese book covers : late 19th and early 20th century
- タイトル読み
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メイジ タイショウ シシュウ ノ ソウテイ
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注記
平成9年3月発行の「京都書院アーツコレクション」-「明治・大正詩集の装丁 井田架蔵書」を改訂・新装本としたもの
参考文献: p255
内容説明・目次
内容説明
近代詩は従来の日本文学にはなかったものである。万葉の長歌や歌謡など、長い形の詩歌はあったが、より深い思想や哲学など、複雑な精神性を自由にうたいあげる西洋詩の導入は、創造心に燃える明治・大正の人々に新鮮な驚きを与えた。自己表現としての詩集の造本は次第に工夫を凝らし、詩人と画家・版画家との交流を得て内容にふさわしい装幀を生み出した。本書では、明治・大正の貴重な初版詩集のコレクション(井田架蔵書)より、近代詩歌の歴史を辿りつつ、造本の美を探る。
目次
- 近代詩歌の産声(新体詩抄)
- 浪漫主義の高まり(島崎藤村;土井晩翠 ほか)
- 浪漫から象徴へ(薄田泣菫;蒲原有明 ほか)
- 象徴主義の時代(三木露風;北原白秋 ほか)
- 明治・大正詩集の装幀
「BOOKデータベース」 より