覚醒
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覚醒
光文社, 2012.4
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カクセイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784334928179
内容説明
国会議員を目前にしていた男。出馬表明を控えた日の早朝、気が付いたら泥酔状態だった。現行犯逮捕される。ジャーナリストとして取調べの全面可視化を訴えてきたが、この無様な姿をすべて録画・録音されると思うと、背筋が凍った。弁護士との二度目の接見時、家族について「非常に悲しいお知らせをしなければならない」と言われる。微妙な関係が続いていた妻、最愛の一人息子、誰の身に何があったのか。そして裁判の結果は…。刑務所に収監されることとなるのか。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784334928186
内容説明
著者が経験した433日の獄中生活。そこで出会ったのは数多くの障害者たちだった。その一人が著者に語った。「俺たち障害者はね、生まれたときから罰を受けているようなもんなんだよ」。人間は何のために生まれてくるのか。人間の死とは何なのか。出所後、著者は障害者福祉や更生保護の現場に身を置く。著書『獄窓記』、『累犯障害者』はベストセラーとなるが、ノンフィクションでは書き尽くせぬことが多々あった。見てきたこと、感じたこと、思ったこと、そして見えてきたことのすべてを、衝撃と感動なくしては存在価値のない小説で描き切る。
「BOOKデータベース」 より