落語を聴かなくても人生は生きられる
著者
書誌事項
落語を聴かなくても人生は生きられる
(ちくま文庫, [ま44-1])
筑摩書房, 2012.6
- タイトル読み
-
ラクゴ オ キカナクテモ ジンセイ ワ イキラレル
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内容説明・目次
内容説明
落語家が名人芸だけをやっていればよかった時代は去った。落語に関する文章をいま編むのなら、高座の芸よりはむしろ、落語をとりまく状況を視野に入れたものでなければ意味がない。時代と社会を視野に入れた文章であること。そして落語の専門家や職業的な書き手ではない、外部から落語を視ている人たちの文章であること。それらを並列にして読むことで、落語の現在を読み解くアンソロジー。
目次
- 志ん朝さんの死、江戸落語の終焉(小林信彦)
- 志ん朝「最後」の十日間(長井好弘)
- 私の落語今昔譚(都筑道夫)
- 悋気の火の玉(池内紀)
- 人と人の出会う間(戸井田道三)
- 桂枝雀(三國一朗)
- 立川談志(三國一朗)
- 立川流オールスター一門会パンフレットに寄せて(田村隆一)
- 噺家は世上のアラで飯を喰い(景山民夫)
- 明石家さんま(小倉千加子)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より