原発大国フランスからの警告

書誌事項

原発大国フランスからの警告

山口昌子著

(ワニブックス「Plus」新書, 076)

ワニ・プラス , ワニブックス (発売), 2012.4

タイトル別名

フランスからの警告 : 原発大国

タイトル読み

ゲンパツ タイコク フランス カラ ノ ケイコク

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内容説明・目次

内容説明

福島第一原発事故をめぐる日本当局への海外からの批判は、日増しに強まっている。「事故ゼロ」というファンタスティック(幻想的、夢想的)な非現実主義の立場から、原発を推進し、あるいは容認して、ついには3・11フクシマの悲劇を招いた挙げ句の、事故後の不透明な情報開示、国内外への対応の遅滞—。世界第2の核大国フランスの徹底的な現実主義の厳しい視線に晒されて、今、私たちが本当に改めるべき理想論、妄論の体質を、パリ在住二十余年のジャーナリストが、フランスの原発関係要人への取材を基に問う。

目次

  • 第1章 メディアはフクシマをどう報じたか—かたずをのんで見つめたフランス人
  • 第2章 原発補強のために百億ユーロ—日本を凌駕するフランスの安全対策
  • 第3章 フランスはなぜ原発大国になったのか—エネルギー自給は独立と自由の礎
  • 第4章 フランスも事故がいっぱい—「想定外」などありえない前提で対処
  • 第5章 原発存続か撤退かで揺れる欧州—政権選択を左右する争点に浮上
  • 第6章 原発とエネルギーの未来—日本がフランスから学べること

「BOOKデータベース」 より

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