時間の前で : 美術史とイメージのアナクロニズム
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書誌事項
時間の前で : 美術史とイメージのアナクロニズム
(叢書・ウニベルシタス, 975)
法政大学出版局, 2012.6
- タイトル別名
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Devant le temps : histoire de l'art et anachronisme des images
- タイトル読み
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ジカン ノ マエ デ : ビジュツシ ト イメージ ノ アナクロニズム
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内容説明・目次
内容説明
ベンヤミン、カール・アインシュタイン、アビ・ヴァールブルク…。二十世紀前半、大文字の“歴史”の破局のなかで閃光のように現れた知の星座が形づくる“イメージ人類学”とは何か。連続的時間を解体する歴史の弁証法がかいま見せる「徴候」「モンタージュ」「残存」を注視しつつ、プリニウスの古代からバーネット・ニューマンの現代までを往還し、アナクロニズムとしての美術史を実践する著者の理論的画期作。
目次
- 開け—アナクロニズム的学問としての美術史
- 第1部 アナクロニズムの考古学(原型‐イメージ—美術史、そして類似の系譜学;悪意‐イメージ—美術史、そして時間という難問)
- 第2部 アナクロニズムの近代性(闘争‐イメージ—反時代性、危機的経験、近代性;アウラ‐イメージ—“今”、“むかし”、近代について)
「BOOKデータベース」 より