書誌事項

中世時衆史の研究

小野澤眞著

八木書店, 2012.6

タイトル読み

チュウセイ ジシュウシ ノ ケンキュウ

注記

博士論文 (東北大学, 2010年) を大幅に加筆・修正したもの

註: 各章末

内容説明・目次

目次

  • 時衆研究を行うにあたって—意義、環境、そして課題
  • 第1部 時衆とは何か(時衆の定義;時衆史の再構成;一向俊聖教団研究の回顧と展望)
  • 第2部 時宗の展開(四条時衆の展開—摂津・河内・和泉国の事例から;霊山時衆の展開—山城国の事例から;善光寺聖の展開—信濃国を中心とする諸国の事例から;藤沢時宗の展開—常陸国の事例から;一向俊聖教団の展開—出羽国の事例から)
  • 第3部 中世社会にはたした時衆の意義—「一向衆」から「時衆」へ(中世における「悪」—“新仏教”の成立の基層;一遍智真による時衆構築と他阿真教によるその変容;中世仏教の全体像—時衆研究の視点から)
  • 近世・近現代時宗と国家権力—時宗における国家観・天皇観

「BOOKデータベース」 より

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