ドクトルたちの奮闘記 : ゲーテが導く日独医学交流
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書誌事項
ドクトルたちの奮闘記 : ゲーテが導く日独医学交流
慶應義塾大学出版会, 2012.6
- タイトル別名
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ドクトルたちの奮闘記 : ゲーテが導く日独医学交流
- タイトル読み
-
ドクトル タチ ノ フントウキ : ゲーテ ガ ミチビク ニチドク イガク コウリュウ
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注記
本書と関連する筆者の既刊文献リスト: p279-280
内容説明・目次
内容説明
詩人ゲーテが見出した名医フーフェラントは、緒方洪庵をはじめとする江戸の蘭学医に大きな影響を与えた。その「医戒」は、明治以降も日本の医師たちに継承された。ベルリンでアジア人初の医学士(MD)を取得した順天堂三代目・佐藤進、近代薬学の父で、日本の女子高等教育にも尽力した長井長義、ベルリン大学医学部初の女子聴講生をもぎとった杏林女傑・高橋瑞子、マールブルク大学で女性として初めてMDを得た宇良田唯。ゲーテが案内する、豊かでエネルギッシュな日独医学交流の物語。
目次
- プロローグ イェーナ大学独文学研究所の先住人
- 第1章 詩人ゲーテと主治医フーフェラント
- 第2章 「シャリテ」と日本のランゲンベック 佐藤進
- 第3章 長井長義のベルリン生活あるいはライフワークとしての女性研究者育成
- 第4章 明治の「杏林女傑」高橋瑞子とその周辺—ベルリン大学医学部初の日本人女性聴講生
- 第5章 ドイツでMDを取得した初の日本人女性 宇良田唯
- エピローグ ふたたびイェーナにて ゲーテと石原忍
「BOOKデータベース」 より