もう一人の「三菱」創業者、岩崎弥之助 : 企業の真価は二代目で決まる!
著者
書誌事項
もう一人の「三菱」創業者、岩崎弥之助 : 企業の真価は二代目で決まる!
(ソフトバンク新書, 197)
ソフトバンククリエイティブ, 2012.6
- タイトル別名
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もう一人の三菱創業者岩崎弥之助 : 企業の真価は二代目で決まる
- タイトル読み
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モウ ヒトリ ノ ミツビシ ソウギョウシャ イワサキ ヤノスケ : キギョウ ノ シンカ ワ ニダイメ デ キマル
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注記
主な参考文献: p182-183
内容説明・目次
内容説明
三菱の創業者として初代社長の岩崎弥太郎は有名だが、その後を継いだ二代目・弥之助の業績はほとんど世に知られていない。しかし、実は三菱財閥・三菱グループの基礎を築いたのは、この弥之助だったのだ。初代社長ほどのカリスマ性はないが、頭脳明晰・冷静沈着な弥之助は、三菱の危機を救い、さらに発展させることに成功する。本書では、岩崎弥之助の生き方や経営手腕を、余すところなく伝える。
目次
- 第1章 この二代目なくして三菱なし、岩崎弥之助(弥之助、誕生;兄・弥太郎と違い温和な性格;母の教え;弟の教育に熱心だった弥太郎;弥之助、アメリカに留学す;後藤象二郎の娘と婚約;兄からの手紙;弥之助の帰国)
- 第2章 兄・弥太郎との二人三脚で経験した天国と地獄(台湾出兵によって三菱飛翔す;兄から叩き込まれた金銭哲学;政商・三菱への道;高島炭鉱の購入;伊藤博文の策謀;岩崎弥之助の意見書;共同運輸との死闘;岩崎弥太郎の死;共同運輸との和解、そして再戦;極秘のトップ会談;国家のため汽船会社を廃業す)
- 第3章 寡占から多角へ—巨大財閥への道(弥之助、三菱を再興す;社長独裁を継承;鉱山事業へシフト;弥之助を支えた人材(1)—川田小一郎;弥之助を支えた人材(2)—荘田平五郎;弥之助を支えた人材(3)—豊川良平;嬉しい誤算だった高島炭鉱と造船所の経営;長崎造船所の経営;日本郵船は再び三菱の手に;丸の内を購入して計画した大事業とは?;日本初のビジネス街をつくり上げる;丸の内の今と昔;グループの中核となる銀行業をスタート;倉庫業の将来性に着目;小岩井農場も弥之助にはじまる)
- 第4章 「紳士の標本」と称された弥之助の人柄(経営者としての弥之助;紳士の標本;弥之助、三菱を禅譲す;政界で活躍する弥之助;スパルタ教育をおこなった温厚な弥之助;一族思いの人柄;弥之助の親孝行と先祖への崇敬;英国紳士の気質を日本に;富める者の責任;岩崎弥之助。壮絶な最期を遂げる;弥之助が支えた久弥と三菱の発展;弥之助の子・小弥太の最期)
「BOOKデータベース」 より