私の戦後追想
著者
書誌事項
私の戦後追想
(河出文庫)
河出書房新社, 2012.7
- タイトル別名
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私の戦後追想
- タイトル読み
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ワタクシ ノ センゴ ツイソウ
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注記
著者自身の回想エッセイを、『澁澤龍彦全集』よりおおよそ編年体で並び替えて編集したオリジナル文庫
澁澤龍彦略年譜(十二-五十九歳): p275-281
内容説明・目次
内容説明
旧制中学に入学した年に戦争が始まり、旧制高校に入学した年に戦争が終結したのは、奇妙な偶然である。—著者の記憶の底から拾い上げた戦中戦後のエピソードをはじめ、東京や鎌倉の思い出、酒や食べ物などの日々雑感、そして最後の病床期など、好奇心に満ち、乾いた筆致でユーモラスに書かれた体験談。『私の少年時代』に続く自伝的回想エッセイ集。
目次
- 勤労動員と終戦(帝都をあとに颯爽と;血みどろな軍歌 ほか)
- 戦後の日々(戦前戦後、私の銀座;ポツダム文科の弁 ほか)
- 日々雑感(威勢のわるい発言;よいお酒とよい葉巻さえあれば ほか)
- 記憶の中の風景(変化する町;駒込駅、土手に咲くツツジの花 ほか)
- 病床にて(体験;妙な考えごと ほか)
「BOOKデータベース」 より