特許法における明細書による開示の役割 : 特許権の権利保護範囲決定の仕組みについての考察

書誌事項

特許法における明細書による開示の役割 : 特許権の権利保護範囲決定の仕組みについての考察

前田健著

商事法務, 2012.7

タイトル別名

特許法における明細書による開示の役割 : 特許権の権利保護範囲決定の仕組みについての考察

タイトル読み

トッキョ ホウ ニオケル メイサイショ ニヨル カイジ ノ ヤクワリ : トッキョケン ノ ケンリ ホゴ ハンイ ケッテイ ノ シクミ ニツイテノ コウサツ

注記

東京大学に提出した助教論文に加筆修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

明細書の開示というフレームを通して特許法の諸概念を体系的に整理。

目次

  • 第1編 序論
  • 第2編 明細書制度の構造(日本の明細書制度の歴史的変遷;判例・審査基準に見る現在の明細書制度(記載要件・補正・訂正について);米国における明細書制度;欧州特許条約における明細書制度;特許強力条約(PCT))
  • 第3編 特許制度の理論と「保護限界」(特許制度の存在理由;累積的発明と特許権:特許権の適切な保護限界;発明段階の早期に発明者に特許権を付与することの意義:産業上の利用可能性(有用性)について;特許権の適切な保護限界と開示要件)
  • 第4編 特許法における開示の役割(特許請求の範囲・明細書の役割と各特許要件間の役割分担;開示要件の判断基準;補正・訂正における「新規事項の追加」と開示要件の判断;引用発明の認定、優先権主張の認定・出願分割と開示要件;物之発明の保護限界—物質発明・プロダクトバイプロセスクレーム・用途発明についての考え方;クレーム解釈における開示の役割)
  • 第5編 結論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB09645447
  • ISBN
    • 9784785719951
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiv, 434p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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