リスクの社会心理学 : 人間の理解と信頼の構築に向けて
著者
書誌事項
リスクの社会心理学 : 人間の理解と信頼の構築に向けて
有斐閣, 2012.7
- タイトル別名
-
The social psychology of risk : toward a better understanding of judgment and trust
- タイトル読み
-
リスク ノ シャカイ シンリガク : ニンゲン ノ リカイ ト シンライ ノ コウチク ニ ムケテ
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注記
文献: p259-281
内容説明・目次
内容説明
人間が生み出してきた道具や科学技術には、ベネフィットとリスクがある。道具や科学技術の扱いを考えるためには、ベネフィットやリスクの把握だけでなく、人間の認知・感情や社会性への理解が必要となる。リスクと人間・社会について考える、社会心理学からのアプローチ。
目次
- 第1部 リスク認知—私たちはリスクをどう認識しているか(リスク認知の基盤—不確実性下の判断と確率判断の基本特性;リスク認知の各論的特徴—近道をする私たちのリスク判断;リスク認知と感情—理性と安心・不安のせめぎ合い;リスク認知の個人差;科学技術的なリスク・アセスメントの基本的な考え方とアプローチ;一般人と専門家の溝)
- 第2部 リスクと社会—社会の中でリスクはどう位置づけられるか(リスク情報の社会的伝搬とその波及効果;マスメディアのリスク情報とオーディエンスの受容—報道特性と公衆の認識;マスメディアの災害報道と社会の反応—メディアは災害や事故をどう伝え、人々はどう反応するか;リスク・コミュニケーション—「リスク伝達」を超えて;リスクに社会はどう相対すべきか;リスクと信頼)
「BOOKデータベース」 より