慈愛の郡奉行小宮山楓軒
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慈愛の郡奉行小宮山楓軒
(水戸の人物シリーズ, 9)
錦正社, 2012.7
- タイトル読み
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ジアイ ノ コオリブギョウ コミヤマ フウケン
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注記
小宮山楓軒関係略年表:p147〜152
内容説明・目次
内容説明
農村の荒廃が顕在化した中、水戸藩で農村改革の実践に当たった小宮山楓軒。名郡奉行として人格・政策遂行共に優れ、領民に慕われた楓軒の人物像と学者としての素顔、業績を明らかにする。楓軒は、生涯に亘り水戸藩士として鋭意努力を重ね膨大な量の史料集編纂や、徳川氏の家史『垂統大記』の編纂へと発展していった。また、郡奉行としては民政を担当し、農民への愛情をもって常に領民の教化と農事の督励、気風の改善に尽力した。楓軒の生涯・業績を繙き慈愛の心溢れる楓軒の気概を学ぶ。
目次
- 1 小宮山楓軒の出自(小宮山内膳正友信;内膳正友信の後裔;楓軒の孝養;楓軒の後裔;小宮山楓軒略系図)
- 2 彰考館(史館)時代(立原翠軒;「大日本史」編纂事業;楓軒の学問;交流人物の評価;楓軒の著述)
- 3 郡奉行(郡宰)時代(紅葉陣屋へ赴任;郡政の姿勢;具体的施策;陣屋焼失と郡奉行退任)
- 4 留守居物頭・町奉行・側用人時代(藩主斉昭実現に奔走;藩主斉昭の初帰国;町役所の改革;国家(藩)への忠誠—献策と実践;天保改革への対応)
- 5 楓軒の晩年(隠居依頼;藩主斉昭の訪問か;楓軒の俤;小宮山楓軒関係略年表)
「BOOKデータベース」 より