山口誓子の一〇〇句を読む : 俳句と生涯
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山口誓子の一〇〇句を読む : 俳句と生涯
飯塚書店, 2012.7
- タイトル別名
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山口誓子の100句を読む
- タイトル読み
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ヤマグチ セイシ ノ ヒャック オ ヨム : ハイク ト ショウガイ
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注記
監修: 八田木枯
文献: p218-220
内容説明・目次
内容説明
慄然俳句と呼ばれ、非情のまなざしと喧伝された作品の根底には、孤独の極限を味わった者の鬼気迫る作家魂があり、その対極には無邪気な少年のような好奇心も読み取れる。
目次
- 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ
- 流水や宗谷の門波荒れやまず
- 凍港や旧露の街はありとのみ
- 匙なめて童たのしも夏氷
- 七月の青嶺まぢかく熔鉱炉
- 空蝉を妹が手にせり欲しと思ふ
- 扇風機大き翼をやすめたり
- 捕鯨船嗄れたる汽笛をならしけり
- 走馬燈青女房の燃やしぬる〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より