今から読む斎藤茂吉
著者
書誌事項
今から読む斎藤茂吉
砂子屋書房, 2012.4
- タイトル読み
-
イマ カラ ヨム サイトウ モキチ
大学図書館所蔵 件 / 全13件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
歌集『寒雲』を中心として、茂吉の日中戦争(当時の支那事変)に対処した歌や文章を検討。加へて、戦後の「短歌滅亡論(第二芸術論)」の只中で、茂吉が文学者として戦争犯罪人扱ひされたことを重くみて、戦中の茂吉の仕事を細かくみて行く。
目次
- 序のことば。佐藤春夫と『寒雲』巻末記
- 「民族のエミグラチオ」とはなにか
- 雑誌「アララギ」昭和十三年一月号から考へる
- ドイツの話。弟子や文明の歌。ドイツ製の兜の話
- 日中戦争とはなにか。加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』を読んで
- 師弟の間。結城哀草果・柴生田稔・佐藤佐太郎ら弟子たちの歌
- 雑誌「余情」特集号。戦後の茂吉
- 「戦場の短歌」考。日中戦争と日露戦争
- 茂吉、森鴎外の号を考証する
- 「鴎外の歴史小説」。茂吉の文章の変化〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より