あらゆる小説は模倣である。

書誌事項

あらゆる小説は模倣である。

清水良典著

(幻冬舎新書, 269, [し-1-3])

幻冬舎, 2012.7

タイトル読み

アラユル ショウセツ ワ モホウ デ アル

大学図書館所蔵 件 / 62

注記

参考文献: p232-234

内容説明・目次

内容説明

あらゆる小説は多かれ少なかれ、他の小説を手本にし、影響を受け、技を盗み、足跡を追いかけることによって書かれている。夏目漱石も谷崎潤一郎も村上春樹も例外ではない。オリジナリティと模倣についてどう考えればいいのか。硬軟かかわらず膨大な現代小説を精緻に読みこなすことで圧倒的に支持される文芸評論家が、まるでDJがさまざまな音楽をリミックスするように、自由自在に過去の名著を模倣し、盗むことによって小説を完成させる技法をはじめて明らかにした。

目次

  • 第1章 模倣と「パクリ」のあいだ(小説のそら似;「盗作」の境界線;堂々と盗む)
  • 第2章 オリジナリティの呪縛を解く(インスピレーションの神話;近代のたそがれ;コピペ時代のオリジナリティ)
  • 第3章 模倣実践創作講座(刺激を受けて小説を書く;断片をふくらませる;引用する;「方法」を借りる)

「BOOKデータベース」 より

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