江戸の人気浮世絵師 : 俗とアートを究めた15人
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江戸の人気浮世絵師 : 俗とアートを究めた15人
(幻冬舎新書, 271 ; [な-13-1])
幻冬舎, 2012.7
- タイトル読み
-
エド ノ ニンキ ウキヨエシ : ゾク ト アート オ キワメタ 15ニン
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内容説明・目次
内容説明
江戸文化の華、浮世絵。今でこそ芸術的評価も高いが、当時は庶民の娯楽。絵師の給料は安く、副業として描くのは当たり前、春画で生活をしのいだ者も多い。それでも描きたい絵師たちは、売れるために、「風俗の最先端」を追い求めた。その影響力は大きく、幕府から処罰を受けた絵師もいる。本書では、ブランディングに成功した師宣、万物を描き尽くした超人・北斎、体臭も漂うような妖艶美人画を描いた英泉など、大胆に15人を選出。華やかな浮世絵の背後で繰り広げられた、絵師たちのスキャンダラスな人間ドラマを描く。
目次
- 菱川師宣—落款を入れるブランド浮世絵師
- 奥村政信—版元も兼業した知略家
- 西川祐信—都のはんなり美人の衝撃が江戸に
- 鈴木春信—カラー版画の革命児
- 北尾重政—挿絵大好きの異端児
- 勝川春章—大名パトロンを抱えた人気者
- 鳥居清長—役者絵界からの逆襲
- 喜多川歌麿—浮世絵美人画の代名詞
- 鳥文斎栄之—旗本絵師の酔狂が、歌麿美人画のライバルに!
- 東洲斎写楽—一瞬の煌きを残して去った、浮世絵界随一の謎
- 歌川豊国—役者絵・美人画・死角のない安定派
- 葛飾北斎—万物を描き尽くす画狂人
- 渓斎英泉—幕末退廃美の極み
- 歌川広重—風景版画の開拓と定着
- 歌川国芳—面白浮世絵なんでもござれ
「BOOKデータベース」 より