巨勢入道河童平清盛
著者
書誌事項
巨勢入道河童平清盛
(集英社文庫, [と12-23])
集英社, 2012.7
- タイトル読み
-
コセ ニュウドウ ガッパ タイラノ キヨモリ
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注記
書き下ろし作品
天皇家系図: 巻末
平清盛系図: 巻末
平清盛略年譜: 巻末
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「おまえが武名を高めた“やすもとの乱”というのはどういう事件だ?」。河童の頭目、九千坊が問う。清盛が笑う。「それは“ほうげんの乱”だ」。平清盛は死後、筑後川の支流の巨勢川の河童になった。疑り深い九千坊との丁々発止のやりとりのなか、かつての自分がたどった道を振り返る。厳島の社、福原の新都、海に造った経島。ひたすら夢を追い続けた男を描く、童門冬二の書き下ろし、異色時代小説。
「BOOKデータベース」 より